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技師認定制度

部会発足経緯

日本消化器がん検診学会「部会」について

2008年8月
部会委員会
胃がん検診専門技師認定委員会
両委員会委員長 林  學

「社団法人日本消化器がん検診学会」は「胃集検学会」という名称で発足していますが、当初から現在に至るまで胃がん検診は医師、放射線技師、保健師・看護師、事務職員その他の共同作業から成り立ってきました。医学会の多くが医師中心、あるいは医師のみの会員構成の中で、本学会では複数の職種の会員が関係してきています。しかし本学会への医師以外の職種の参加は少なく、検診の実を上げるためには、特にエックス線撮影に関わる技師職の参加を得て、検診精度向上を図る必要のあることが了解されていましたが、いくつかの道筋を経て現在の部会が発足しました。なお、この経緯については、前部会委員長・土井顧問の文に書かれている通りで「全国胃集検合同研究会」から「集検従事者研究会」さらに「部会研究会」と研究会活動から始まり「部会」という組織が学会の中に位置づけられたのは平成12年でした。
現在、部会会員としての詳細な規定はないものの、胃がん検診に関わる放射線技師、および保健師・看護師で本学会会員または支部会員を会員として構成されています。
部会委員会は担当理事を委員長として、全国7支部の支部長から推薦された医師各1名、放射線技師(胃がん検診専門技師)各1名それに保健師代表若干名によるメンバーです。
委員会の定期的な行事としましては、春、秋2回学会開催時の定例委員会および臨時委員会、学会時に「部会研究会総会」開催、秋の「部会研修会」開催、胃がん検診専門技師認定試験実施、主に認定技師にむけた「部会ニュース」の発行などがおもな行事となっています。
現在、皆様の関心は「胃がん検診専門技師」にあるかと思いますが、より良いⅩ線撮影によるⅩ線診断の精度向上をめざした、目的意識を持った技師を広く認めてゆくとして、平成12年にこの「胃がん検診専門技師認定制度規程および細則が施行され、翌、平成13年に胃がん検診専門技師認定委員会により第1回の認定試験があり、以後年1回のペースで主に東京で開催されてきています。
撮影経験年数と撮影実績数、会員歴、研究会参加実績、等を受験の条件として、2時間の筆記試験は撮影技術、機器管理や胃がん検診に関する一般常識、上部消化管疾患に関してのX線画像所見を含む臨床事項など基礎的な問題を心がけています。
この認定制度は今後も継続しますが、平成23年度からNPO法人「日本消化器がん検診精度管理評価機構」による実技を考慮した試験の結果を受けて、本学会の胃がん検診専門技師認定委員会が認定をおこなうという制度に移行する予定です。
認定を得るということは、あくまでも一つのステップであり、より良いⅩ線写真を求め努力、精進しつつ、自身の回りの撮影に関わる技師諸君の中心的な存在として、全体のレベルアップを図る活動をしていただくことを期待しているものであります。

つぎに会員の身分の問題ですが、現在多くの部会会員が7支部の支部会員であり、学会として統一した身分となっていません。本来中央の学会会員であって、居住地あるいは主たる活動地区の支部会員となることが一般に行なわれている形態かと思われますが、当学会では過渡的な形態となっています。今後この問題は学会として討議されて行くことと思われますが、単純に見えて難しい面もあるようで明日にも結論が出る、とはいかないかもしれません。とはいっても、現在活動の上で障害は特に無く、7支部合同で学会として部会活動を展開していますしこの流れが途切れたり、後退することはありません。
部会の活動などは、全国の会員の皆様と連携しつつ進めてゆく所存ですが、学会ホームページや「部会ニュース」によって確認下さいますようお願い申し上げます。

  • 「部会ニュース」は認定技師を取得された方にご郵送しておりますが、学会ホームページでも最新号、既刊号ご覧になれます。

部会研究会発足の経緯

2002年5月
前部会委員会 委員長 土井 偉誉

部会研究会の誕生から現在までの経緯について説明します。胃がん集団検診の救命効果が認知され行政の保健事業として広く普及したのは1965年代後半です。胃集検の方法論構築は多くの先達研究者の努力によるものですが、集検の実務は医師、技師、保健婦、行政職員、ボランティアなど多くの人によるチームワークです。集検現場で発生する諸々の問題を収拾し、その解決法を協議する場が必要でした。そこで1975年(昭和50年)第14回総会(市川平三郎会長)の特別企画として開催された「全国胃集検合同研究会」(以下全胃合研)が始まりです。
その後歴代の総会会長に引き継がれ総会時に必ず併催され、集検学会として重要な研究会の位置付けになりましたが、「全胃合研」は総会会長の特別企画の範疇に置かれていました。学会理事会で「全胃合研」の取扱いに諸々議論があり、研究会開催費用の一部を助成し、学会事業にすることが決定され、1988年(1988年)第27回総会(久道茂会長)時に第1回集検従事者研究会が発足した。
一方、胃集検の普及に従い、集検の精度管理がクローズアップされ集検従事者の専門教育が必要になり、1986年(1986年)第24回秋季大会(中馬康男会長)が大会特別企画として「第1回集検従事者研修会」を開催した。この研修会は高い評価を受け、その後の秋季大会に引き継がれて行った。
このような経緯により学会総会時に「集検従事者研究会」を秋季大会時に「集検従事者研修会」を併催し教育講演を主にした勉強の場として企画運営されて来た。
1999年(1999年)第38回総会(狩野敦会長)の理事会に「集検従事者」の名称が不適当であるとの申し出があり、協議の結果「部会研究会」「部会研修会」と変更され、学会に「部会委員会」が設置され、研究会・研修会の企画を分掌することになった。
部会委員会の議論において、近年は研究会と研修会の主旨が不鮮明になっているので、研究会、研修会を「部会研究会総会」の名称に統一し、総会・大会時に「部会研究会総会」を開催することが提案され、理事会の承認を得た。この結果、第39回総会(2000年5月、古賀充会長)時に第13回部会研究会総会を、第38回秋季大会(2000年10月、岩崎有良会長)時に第14回部会研究会総会が開催された。

以上

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