一般社団法人 日本消化器がん検診学会

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消化器がん検診用語集

コンタミネーション contamination

汚染,混入などと訳す.がん検診の有効性評価の場合には,無作為化比較対照試験において対照群(検診を受診しないはずの群)に割り付けられた者のうち,実際は検診を受診する者の割合として用いられる.がん検診に関する無作為化比較対照試験の理想は,検診群に割り付けられた者全員が受診し(100%のコンプライアンス),対照群に割り付けられた者のうちだれも受診しない(0%のコンタミネーション)という状況下での両群の当該がん死亡率の比較である.しかし,各個人の行動を強制することは現実には不可能なので,この2つの問題が起こってくることはやむを得ない.コンタミネーションが高い場合,実際は検診に効果があったとしても,見かけ上の効果(検診群と対照群の死亡率の差)は低く測定される.

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