2024年8月5日

本学会では2024年より、「がん検診情報・研究推進室」を設置することになりました。この室が目指す役割は、以下の３つです。

【1】全国集計データに基づくデータベース構築と公開、その解析に基づく報告書作成
【2】会員から寄せられる統計解析と研究デザインの相談へのアドバイス
【3】学会主導の多施設共同研究の推進（将来構想）

このうち【2】については、「がん検診のデータがあり、それを活用して研究をしたいが、研究計画の立て方やデータの解析の仕方が分からない」という多くの声にお応えして、会員の皆様から寄せられる研究デザインや様々な統計解析手法に関する相談窓口として機能することを目指しています。研究サポートによって得られた成果を、本学会の総会・大会や地方会、さらには学会機関誌での発表へと繋げていただき、会員の研究活動を促進することが目標です。

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【2】の相談は、日本消化器がん検診学会の会員からの相談のみをお受けします（現時点では無料です）。ご質問・ご相談は以下のメールアドレスにて、お受けします。
　gan-research@jsgcs.or.jp

相談する際にデータ提示が必要な場合には、以下の無料のファイル転送サービスサイトをご利用いただき（将来的には学会専用アップロードサイトの作成を考えておりますが、現時点では未定です）、メールでの問い合わせの際に連絡ください。ただし、メールの内容や添付ファイル、ならびにアップロードするデータには、研究対象者の個人情報が絶対に入らないように、万全の注意を払うようにお願いします。

• ギガファイル便（こちらを推奨） https://gigafile.nu/
  ダウンロードパスワードは「jsg」、データ保持期間は60日間としてください。
• データ便（こちらも使用可能です）https://datadeliver.net/

1) 問い合わせフォーム（以下からダウンロードください）に情報を入力いただき、これを添付して、上記のメールアドレスにお送りください。

統計解析と研究デザインの相談（Word）
※Google Chromeで開く際は、ボタンを右クリック→「リンク先を別名で保存」を選択してください。

2) 実際のデータ資料があれば、相談者の名前と日付をファイル名に付けて、ギガファイル便・データ便などでアップロードしてください。例：Yamamichi20240704.xlsxなど
（アップロードいただくデータは「一部のみ」で大丈夫です。データの概要が分かれば、相談がよりスムーズに進みます。ただし、この際に研究対象者の個人情報が絶対に含まれないように、細心の注意を払うようにしてください。具体的には、個人の名前、生年月日、ならびに、病院IDなど個人特定に繋がるIDが含まれる場合、これらを削除することを、絶対に忘れないようにお願いします。）

3) 内容を検討して、事務局より、お返事いたします。具体的にはZoomでのオンライン相談（30分程度）を行います。原則1回の相談ですが、必要に応じて、追加相談を行う場合もあります（最大3回まで）。

4) サポートさせていただいた研究の成果は、消化器がん検診学会の総会・大会、または、地方会にて発表いただくことを原則とします。もちろん、最終的に原著論文としてまとめていただき、本学会の機関紙に投稿いただくことを期待しております（学会報告や原著論文の成果に繋がった際には、gan-research@jsgcs.or.jpにご報告いただけますようお願いします）。
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※ また、現在、見直しが進んでいる全国集計についても、より使いやすいデータベースの構築を行い、会員からの要請に応じてデータ提供を行うことを目指しています。がん検診に関する様々なデータやエビデンスを発信してゆくことが本学会の大きな使命ですが、会員の研究活動をサポートする部署として、今後、様々な機能を充実させてゆく予定です。こちらは準備が整った段階で、改めてアナウンスいたします。