一般社団法人 日本消化器がん検診学会

お知らせ

胃内視鏡検診マニュアル公開

 胃がん検診にかかる新たな知見に基づき、厚生労働省の「がん検診のあり方に関する検討会」で議論した結果、同検討会の中間報告書において、胃がん検診の検査項目として胃内視鏡検査を加えるとの提言がなされました。これを踏まえ、厚生労働省では、市町村のがん検診事業を推進するために発出している「がん予防重点健康教育及び検診実施のための指針」において、胃部X線検査と共に、新たに胃内視鏡検査を胃がん検診の検診項目として位置づけました。
 本学会では、厚生労働科学特別研究事業として、対策型検診としての胃内視鏡検診を実施するためのマニュアルを作成しました。このマニュアルでは、胃内視鏡検診を実施するために必要な事項を整理し、スクリーニング検査としての胃内視鏡検査の手順、検査画像の読影やデータ管理等の精度管理体制、偶発症対策等の安全管理体制など、対策型検診として整備すべき事項について具体的に提示しています。胃内視鏡検診を導入する場合は、本マニュアルを参照し、胃内視鏡検診の精度管理に努めていただきますよう、お願い申し上げます。

一般社団法人 日本消化器がん検診学会
理事長 深尾 彰

「対策型検診のための胃内視鏡検診マニュアル」は南江堂より市販することになりました。

詳細は次のページをご参照ください。

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