一般社団法人 日本消化器がん検診学会

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胃内視鏡検診マニュアルについて

平成26年度に更新された「有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン2014年版」で内視鏡検査による胃がん検診が対策型検診として推奨されたことを踏まえ、厚生労働省「がん検診のあり方に関する検討会」により、胃がん検診の検査項目として胃内視鏡検査を加えるとの提言がなされました。これにより、厚生労働省では、市町村のがん検診事業を推進するため発出している「がん予防重点教育及び検診実施のための指針」の改訂を進めていますが、それとは別に、本学会では厚生労働科学特別事業に基づいて対策型検診としての胃内視鏡検診を実施するためのマニュアルを作成中です。このマニュアルでは、胃内視鏡検診を実施するために必要な事項を条件として整理し、スクリーニング検査としての内視鏡検査の手順、ダブルチェックやデータ管理等の精度管理体制、偶発症対策等の安全管理体制など、対策型検診として整備すべき事項について具体的に提示することにしています。遅くとも平成27年度末までに完成するよう作業を進めておりますので、ご理解のほどお願い申し上げます。

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