第65回日本消化器がん検診学会総会終了に伴うご挨拶
2026年7月22日
盛夏の候、皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたびは、第65回日本消化器がん検診学会総会の開催にあたり、格別のご支援とご高配を賜り、誠にありがとうございました。
本総会は、2026年6月26日(金)から28日(日)まで、パシフィコ横浜会議センターにおいて開催いたしました。台風の接近に伴う交通機関への影響が懸念される中ではございましたが、おかげさまで全国各地より多くの方々にご参加いただき、現地開催を盛会のうちに無事終了することができました。これもひとえに、学会役員、プログラム委員の先生方、代議員・会員およびご登壇いただいた皆様、ご協賛企業の皆様、学会事務局、運営事務局、そして東邦大学医療センター大森病院消化器内科をはじめとする関係スタッフの皆様のご支援とご尽力の賜物と、心より感謝申し上げます。
なお、2026年7月7日(火)から9月30日(水)まで、一部セッションを除きオンデマンド配信を行っております。現地で十分に聴講できなかった企画を改めてご覧いただくとともに、現地参加がかなわなかった皆様にも、本総会で交わされた活発な議論や新たな知見に触れていただければ幸いに存じます。
本総会では、「消化器がん検診の新たな挑戦―10年後を見据えて―」をテーマに掲げました。わが国の消化器がん検診は、これまで多くの先達のご尽力により発展を遂げ、がん死亡率の減少に大きく貢献してまいりました。一方で、受診率の向上、精密検査受診率の地域差、検診データの利活用、検診従事者の不足、新たな検査技術の評価と実装など、多くの課題も残されています。本総会では、胃がん・大腸がん検診のさらなる精度向上に加え、膵・胆道がんをはじめとする難治がんへの新たなアプローチ、人工知能(AI)やバイオマーカーなどの先端技術、個別化・リスク層別化検診、人材育成など、幅広いテーマについて活発な討論が行われました。本総会が、今後の消化器がん検診のさらなる発展に少しでも貢献できれば幸いに存じます。
開催にあたりましては至らぬ点もあったかと存じますが、何卒ご寛容賜りますようお願い申し上げますとともに、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、会員の皆様のますますのご健勝とご活躍、本学会のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げ、第65回日本消化器がん検診学会総会終了のご挨拶とさせていただきます。
第65回日本消化器がん検診学会総会会長
東邦大学医学部内科学講座 消化器内科学分野
教授 松田 尚久


